はじめに|「スランプグラフ」は“最大のヒント”
パチスロで設定推測をするうえで、**スランプグラフ(出玉推移グラフ)**は非常に強力なツールです。
ホールのデータ表示機やスマホアプリ(みんレポ、SloRepoなど)で公開されているグラフを見ることで、
「どの台が高設定だったか」「狙える傾向があるか」を視覚的に判断できます。
本記事では、スランプグラフから設定を読み解くための基礎知識、見抜き方、高設定の特徴的挙動について詳しく解説していきます。
1. スランプグラフとは?基本の読み方
スランプグラフとは、一定時間ごとの差枚数(出玉の増減)をグラフ化したものです。
- 横軸=時間(ゲーム数)
- 縦軸=出玉(差枚数)
これを見ることで、「出玉が右肩上がり=安定して勝てている」「上下に荒れている=波の荒い展開」などが一目でわかります。
2. 高設定のグラフに共通する特徴
▽ 右肩上がりで安定上昇する傾向
高設定(特に設定5・6)は、急激に落ち込む場面が少なく、緩やかに右肩上がりの形になりやすいです。
- 大きく凹まず、徐々にプラス域へ
- 急降下後もすぐに戻して“底堅い”挙動
- ボーナス・ATの初当たり間隔が短い
特に**AT機やスマスロでは「短いハマりと早い初当たり」**がグラフに顕著に現れます。
3. 波の荒い“誤爆”と高設定の違いを見抜くには?
低設定でも一撃事故で右肩上がりになることがあります。これと高設定を見分けるには、“序盤〜中盤の推移”がポイントです。
低設定の誤爆台 | 高設定の安定台 |
---|---|
序盤はマイナス域で低迷 | 早い段階からプラスに浮上 |
一撃5,000枚→横ばい | 中間出玉を刻みながら上昇 |
後半に向けて失速しがち | 後半も安定して伸びる傾向 |
👉「一撃後に伸びない」「ハマりが深すぎる」などが多ければ、低設定の可能性大。
H2:4. 機種タイプ別・高設定グラフの傾向
Aタイプ(ジャグラー系など)
- 2000〜3000G時点でじわじわ+1,000枚〜
- 大ハマりがほとんどなく、当たりが軽い
- 一撃はないが、緩やかな山型
AT機・スマスロ系
- CZや直撃が絡み、波はあるが右肩上がり
- 初当たりが軽く、グラフが“階段状”に上がる
- 失速してもすぐ戻すV字回復型も多い
5. 朝イチ挙動〜途中の“折れ線”で判断する
グラフの**“折れ線が密かに語る情報”**にも注目。
- 朝イチから200〜300G以内にAT突入=高設定の可能性
- ボーナス・AT間隔が短く、折れ線が細かく“刻む”
- 短時間で急激な凹みが複数回=低設定疑惑
👀 設定6は「中ハマり→即連チャン」を繰り返すことが多く、グラフは“リズム感”があるように見えるのも特徴です。
まとめ|“右肩上がり”だけでは見抜けない、本物の設定差とは
スランプグラフで高設定を見抜くためには、表面的な出玉より「推移・安定感・ハマり頻度」に注目することが重要です。
- 一撃より“刻んで伸びる”グラフに注目
- CZやAT初当たりが軽い台は高設定の可能性
- 時間帯ごとの出玉リズムも判断材料に
- 複数台のグラフを比較して“その機種の挙動”を知る
高設定のグラフは、まるで“美しい波形”のように静かに語りかけてくれます。
数値だけでは見抜けない「台の気配」を掴むために、グラフという視覚情報を最大限に活用しましょう。
コメント