はじめに
パチンコ・スロット系YouTubeチャンネルでは、毎日のようにさまざまな機種が実践されています。人気機種、新台、過去の名機…何でも打っているように見える演者たち。
でも、実は彼らには**「絶対に打ちたくない台」「避けている台」が存在します。
そして、その裏には再生数、収益、演出のテンポ、さらにはホールとの関係性**まで絡む、深い理由が隠されています。
この記事では、演者があえて避ける“打ちたくない台”の特徴とその理由、具体的な機種例、そして裏事情までを詳しく解説。
「なんでこの台、誰も打たないの?」と感じたことがあるあなたにこそ読んでほしい、裏側まる見え記事です。
演者が「打ちたくない」と感じる理由とは?
まずは、演者がある機種を避けたくなる主な理由を見ていきましょう。
1. 再生数が取れない台
パチンコ・スロット動画の命は「視聴数」。
どれだけ面白い展開になっても、その機種自体に人気がなければサムネでクリックされない=再生されない。
とくに再生数が落ちやすいのは以下のような台:
- 知名度がないオリジナル系タイアップ(例:戦国恋姫、黄門ちゃま神盛など)
- 難解なゲーム性(例:遊技フローが複雑で伝わりにくい機種)
- 映像映えしない台(シンプルすぎる or やかましすぎて画面がごちゃごちゃ)
結果として、「どれだけ勝てても数字にならない」=演者にとっては割に合わない台になります。
2. 動画尺が稼げない(or 長すぎる)
編集面や番組構成の観点で避けられるのが、「出玉テンポが悪すぎる機種」や「当たりに時間がかかりすぎる機種」。
たとえば:
- スマスロ北斗の拳(低設定):天井まで何もなく700〜800Gのハマりがザラ。
- Pエヴァンゲリオン15(低回転ホール):回らない店では1時間で当たりゼロも…
このような機種は、撮れ高が発生しにくく、撮影時間も延びがち。
「編集者泣かせ」「現場が盛り下がる」など、撮影現場にとってマイナスになるため避けられることがあるのです。
3. 扱いが悪い台(=ホールが設定を入れない)
演者が収録する際は、ホール側と協力体制を取っていることが多いですが、
「この台は基本的に設定が入らない」
「出玉率が低くて実戦が苦しい」
という機種は勝ち展開になりづらく、動画が単調になりやすいため、避けられがちです。
演者が“ガチで打ちたくない”と言う代表的機種とは?
ここでは、演者の発言やSNSなどで**実際に言及された「避けたい機種」**をピックアップしてご紹介します。
● Pリゼロ 鬼がかりver.(パチンコ)
- 理由: ST中の即当たりが速すぎて「何も喋れず終わる」
- 演者の本音:「トークが入る余地がない」「当たってるのに映えない」
視聴者側はスピード感が気持ち良いが、演者にとっては“喋れない”“編集できない”という欠点に。
● L革命機ヴァルヴレイヴ(スマスロ)
- 理由: 通常時が“虚無”すぎる、リセット狙い失敗=地獄
- 演者の本音:「当たらないし、見せ場ないし、しかも負ける…」
特化ゾーンや超革命RUSH突入時は爆発力もあるが、それ以外がとにかく地味。
● 4号機復刻系「パチスロ黄門ちゃま喝2」「パチスロ吉宗3」など
- 理由: 昔の名機の割に期待値が低い、演出が長いだけ
- 演者の本音:「懐古厨にしか刺さらない」「1回打てばもういい」
ノスタルジー層向けではあるが、若年層にとっては退屈な映像に見えてしまう。
● 技術介入系のマニア向けノーマル機
例:「新ハナビ」「バーサスリヴァイズ」など
- 理由: 映像映えしない、トークのネタが作りにくい
- 演者の本音:「地味すぎて撮れ高がない」「実力勝負すぎて気が抜けない」
腕の見せ所はあるものの、視聴者が退屈してしまうというジレンマ。
裏事情①:ホールとの関係性でNGが出る台も…
意外と知られていないのが、「ホールNG台」という存在。
たとえば、
- メーカーと関係が悪化している台(例:旧機種)
- ホール側が出したくない、低設定据え置きのバラエティ機種
これらの台は、「うちの店では打たないで」と暗に伝えられることも。
演者も関係悪化を避けて、自然と避ける傾向にあります。
裏事情②:「演者のキャラ」と相性が悪い機種も存在する
たとえば、
- トークが持ち味の演者 → 高速ST機は苦手
- 台パン系の芸風 → ノーマルAタイプはテンション上がらない
- 勝ちアピール系 → 高設定を掴みにくい機種では伸びない
など、演者の芸風と機種の相性も重要なファクターです。
まとめ:演者の「打たない」には明確な理由がある!
一見ランダムに選んでいるようで、パチンコ系YouTuberたちの機種選定は、ものすごく戦略的。
見栄え、トーク構成、収録時間、再生数、ホールとの関係性――すべてを加味して選ばれています。
その裏返しとして、「打たない」には“映えない”“伝わらない”“勝てない”という明確な理由が存在しているのです。
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