はじめに
「PA新海物語（型式名：PA新海物語ARBB）」は、遊タイム（天井）・C時短（サポートタイム）など多様な救済機能を搭載し、“甘デジ海シリーズの新潮流”として注目を集める一台です。遊びやすさだけでなく、実戦的な期待値も優秀。
1. 基本スペック解説
- 大当たり確率（通常時）：約1/99.9
- 高確率時：1/9.9
- ST突入率：100％（STは5回転）
- C時短（サポートタイム）：約1/199.8の確率で発動し、20～379回転の時短に突入可能
- 遊タイム（天井）：通常時299回転消化で379回転の時短（＋残保留4回転）発動
- 大当たり内訳（ヘソ・電チュー共通）：
・10R + ST5回 + 時短299回（4％）
・5R + ST5回 + 時短299回（6％）
・5R + ST5回 + 時短45回（57％）
・5R + ST5回 + 時短20回（33％） - C時短の振り分け：379回（1％）、100回（9％）、40回（40％）、20回（50％）
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2. 甘さ・強みのポイント解説
a. 遊タイム + C時短のダブル救済仕様
遊タイム自体の恩恵も強力ですが、C時短がどこでも発動の可能性を持つ点が最大の魅力。「大当たり or 時短」にすぐ繋がる安心モードで、実質大当たりへの期待値が非常に高い設計になっています。
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b. ST突入率100％＆安心感の即連
ST5回転が必ず付く仕様で、海シリーズらしい安心感と連チャンの可能性が高い点も嬉しい仕様です。これだけで甘さの印象がグッと上がります。
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3. ボーダーライン解析
a. 一般的な遊技条件（持ち玉比率80％、通常1800回転）
- 4円パチンコ（等価）：約15.85回／k
- 3.56円交換：約16.25回／k
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b. シミュレート結果ベースの等価ボーダー
シミュレートから導かれる等価ボーダーは16.22回／kほどと、非常に甘めの基準です。
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これだけでも、他の甘デジ機種と比べても かなり打ち手に優しい回転率要求です。
4. 遊タイム狙い方・期待値戦略
a. 天井狙い条件
- 発動条件：通常時299回転消化（データカウンター上はST含めて約304回転表示の場合あり）
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b. 残り回転数ごとの期待値例（4円の場合）
- 残150回転：期待差玉は**+1594円前後**
- 残50回転：+3075円前後
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c. 回転率と残回転の関係での狙い目
16回／kで残り180回転の台の差玉プラス率 約52％
残り30回転なら 約75％
この差からも、遊タイムに近いほど期待値・勝率ともに急上昇するのが見て取れます。
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5. 止め打ち・技術介入ポイント
- アタッカー捻り手順：アタッカーに玉が5～6個入ったらチョロ打ち、ラウンド間は止めるなどの調整が通だった立ち回りを支えます。
パチカツ！！+1 - 電サポ中の捻り手順：電チューが開いたらまず2個、続いてチョロ打ち2個と止め、これを繰り返すことでオーバー入賞や無駄打ちを抑制できます。
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これらは数百発レベルで収支を左右する“腕の見せ所”です。
6. 総まとめ（ボーダー・遊タイム・甘さ）
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 甘さの理由 | 遊タイム・C時短・ST突入の多重救済設計で、当たる期待が高い |
| ボーダー（水準） | 等価：15.9～16.2回／k、3.5円台：約16.2～16.6回／k |
| 遊タイム狙い目 | 残回転150～50回転あたりから期待値急上昇 |
| 止め打ち要素 | アタッカー・電サポ中の捻りで無駄玉抑制可能 |
7. 最終図解的まとめ
「PA新海物語」は、“甘さ”の三重奏です。ST突入100％、C時短のいつでも発動可能な電サポ、そして強力な遊タイム。それらに加えて、回転率の優しさ（ボーダーラインの低さ）があるため、“手を出しやすく、勝ちやすい甘デジ台”として仕上がっています。立ち回り次第では長期的にプラス収支をキープしやすい仕様なので、ボーダーを意識した台選び、遊タイムに近い台の狙い目、技術介入の活用を三本柱にぜひ実戦してみてくださいね。
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